2014年11月15日 第148回「今月の言葉」
「交流分析」の「ラケット感情」とは?⑥-②

●(1)前回(10月15日、第147回)の⑥ー①をまず再掲載します。

<<<「ラケット感情」とは、「交流分析」という心理学の中の重要な用語の一つです。
ラケット感情とは、実に不思議な理論・・・考え方であり、実に適切な用語です。

   私(藤森)が考える「ラケット感情」とは、現実の生活の中で発生するネガティブな感情のほとんど全てを意味します。「悲しい」とか、「寂しい」「情けない」「虚しい」「辛い」「苦しい」「ダメだ」・・・・・等々の感情は、ほとんどすべて「ラケット感情」です。

 では、「ラケット感情」とは何か?
 「ラケット感情」とは「偽の感情」です。

 しかし、実際に感じているので「本物の感情」だという考え方もありますが、その場にふさわしくない「感情」である場合が多く、そのように感じるのは少し違うのではないかということが多いものです。
 典型的な例として、例えば女性が男性に侮辱されたとします(男性が女性に侮辱された場合でも結構です)。最近の女性のことは分かりませんが、昔ならば、多分、多くの女性が泣いたことと思います。 「悔しい」泣きながらハンカチを握り締める場面を想像してみてください。

 多分、ほとんどの女性は理解し、同情することと思われます。しかし、これが「ラケット感情」・・・・・つまり「偽の感情」です。
 「泣く」ということは「悲しい」はずですから、泣きながら「悔しい」というのは「不自然」です。この場合、実際の感情は「怒り」ですから、泣くのではなく、「怒る」ことです。

 では、何故、泣くのでしょうか?これが重要です。
 何故泣くのか?
 この「偽の感情」、つまり「ラケット感情」に気づくことが、人生をより良く生きる上で極めて重要です。

 私自身の実例を交えながら、日常生活で極めて重要な「ラケット感情」について、次回、詳しくご説明申し上げます。>>>

●(2)さて、上記のように、前回、「ラケット感情」とは「ニセの感情」であると説明しました。特にマイナスの感情の場合、私たちは、通常、本来の感情を味わわず、ニセの感情を味わっているものです。

 上記の例で説明しますと、<<<例えば女性が男性に侮辱されたとします(男性が女性に侮辱された場合でも結構です)。最近の女性のことは分かりませんが、昔ならば、多分、多くの女性が泣いたことと思います。「悔しい」泣きながらハンカチを握り締める場面を想像してみてください。>>>

 こういう場合、本来は悔しいのですから「怒り」を出すべきですが、特に、日本という国は女性の怒りは非常に出しにくいものです。「怒り」を出せば嫌われたり、女のクセになどとヒンシュクを買いかねません。
 しかし、「怒り」を「泣く」という形に置き換えると、それは大きな武器になります。女性に泣かれると、相手の立場が弱くなったり、同情が寄せられたりします。そういうメリットがありますので、怒りの時に泣くというクセがつきます。このようにクセとして身についたものを「ラケット感情」と呼びます。

 例えば、梅雨のシトシト雨が降る家の中でボンヤリしていると「虚しさ」

<<<「ラケット感情」とは、「交流分析」という心理学の中の重要な用語の一つです。
 ラケット感情とは、実に不思議な理論・・・考え方であり、実に適切な用語です。

 私(藤森)が考える「ラケット感情」とは、現実の生活の中で発生するネガティブな感情のほとんど全てを意味します。「悲しい」とか、「寂しい」「情けない」「虚しい」「辛い」「苦しい」「ダメだ」・・・・・等々の感情は、ほとんどすべて「ラケット感情」です。

 では、「ラケット感情」とは何か?
 「ラケット感情」とは「偽の感情」です。

 しかし、実際に感じているので「本物の感情」だという考え方もありますが、その場にふさわしくない「感情」である場合が多く、そのように感じるのは少し違うのではないかということが多いものです。
 典型的な例として、例えば女性が男性に侮辱されたとします(男性が女性に侮辱された場合でも結構です)。最近の女性のことは分かりませんが、昔ならば、多分、多くの女性が泣いたことと思います。「悔や「寂しさ」を・・・昔、私(藤森)は、よく味わいました。
 私としては、シトシト降る雨の日、誰も居ない部屋の中で一人ションボリ居れば「虚しさ」を味わうのは当然だと思っていました。が、蛙はゲコゲコ喜んでいるし、お百姓さんは田畑が潤って喜んでいるはずです。
 雨がシトシト降る寒々とした陽気と考えるのは、私の虚しさ、つまりラケット感情がそうさせていたのです。雨がシトシト降る気候をどのように感じても良いわけです。スキーが大好きな人は、雪が降り始めれば喜ぶでしょうが、そうでない人は嫌だなと思うかも知れません。

 一つ一つの状況に対してどのように感じるか、どのように受け止めるかはその人の自由であるにもかかわらず、私たちは、乳幼児時代の家庭環境の影響によって、固有の受け止め方をするクセがついているものです。

 よくあることですが、カウンセリング中に「分からないこと」があった場合、「分かりません」とか、「教えてください」とか言えば済む単純なことであるにもかかわらず、「分かりません」と言うことに困難を極め、苦しんだり辛くなったりする方がとても多いです。
 それは幼少期に「分からない」という子供の率直な言い分を許さなかった体験によるものです。そうすると、「分からない」ことは「苦しむこと」という「ラケット感情」が身についています。そのために、分からないことがあるたびに、辛くなったり、劣等感コンプレックスを味わったりしかねません。

 以上のことを前提にして、下記の専門的な解説をご覧下さい。
 交流分析をご存知ない方も、専門用語の部分は飛ばして、分かりやすい部分をじっくりご覧ください。私たちの日常に極めて重要な「ラケット感情」を理解し、少しでも「ラケット感情」から自由になることが、人生を少しでも生きやすくすることです。

 禅語にある次の言葉は、まさに「ラケット感情」から自由になることを意味していると、私(藤森)は解釈しています。

 <「随処作主 立処皆真」・・・随処(ずいしょ)に主となれば 立処(りっしょ)皆真(みな・しん)なり>(臨済録)

 自分の置かれた場所で、隙のないように精いっぱいやるなら、どこにあっても真実のいのちにめぐりあえる・・・というほどの意味です。よく主体性を持て!といわれますが、主体性を持つとは、随処に(どこにでも)自分を投入して惜しまぬ愛情だと思います。すると、随処に意味を発見できます。真実のいのちにめぐりあえるのです。そこに生きがいを感じます(「禅語百選」松原泰道著、祥伝社)。

 ここでいう「随処(ずいしょ)に主」となるためには・・・逆に言えば、「随処(ずいしょ)に主」となれないのは、交流分析でいう「ラケット感情」のためであるというのが私(藤森)の考えです。 「ラケット感情」が邪魔をするために、私たちは「随処(ずいしょ)に主」となれないのです。
「ラケット感情」は本当に重要な概念です。じっくりとご覧ください。

●(3)ラケット感情の定義を紹介します。以下の(3)~(7)は<「交流分析上級者講座」杉田峰康先生著、発行:自己回復総研>によります。

<Ⅰ:ラケット>

1)ラケットとは
A)人がゲームを演じるとき、その結末として、決まって味わう感情、また、それらの不快な感情にひたる傾向(バーン)
B)幼時に、親の愛情を得る手段として形成された一種の条件反射で、その後の人生においても持続するもの
C)慢性化した、定型的な不快感情(グールディング)
D)真実の自然な感情をカムフラージュした人工的な感情(イングリッシュ)

2)ラケットの性質
A)ラケットは、あなたが繰り返し味わう感情で、あなたの精神生活の自由を奪っている。
B)ラケットは、自然な感情をカムフラージュしたニセの感情である。
C)ラケットは、幼時に身につけた魔術的な信念に基づいている。
D)ラケットは、無法な力を発揮し、本来の生き方を妨げ、親密な交流を阻む。
E)ラケットは、今なお、あなたを過去の中に閉じ込めようとする。

3)ラケットとストローク
A)子供(大人)は、ラケットをストロークを得るために間接的または操作的に用いる(一種の思い込み)
B)この不快な感情をじっと長く味わっていれば:
①母(または父)がきっと私を認め、ストロークをくれるだろう。
②母(または父)が変わってくれるだろう。
③状況が変化するに違いない。

4)ラケットはどのようにして身につくのか
A)その感情に報酬(ストローク)が与えられとき
B)親の感情生活と同一化するとき
C)自然な感情の抑圧が歓迎されるとき
D)その感情が、子供の「思考の万能」を満たすとき

5)TA(交流分析)におけるラケットの扱い方
A)問題を明確にした後、その背後にあるラケット感情に焦点を合わせる。
B)ラケットをあるがまま見つめる。いわば、間をおいて「観察する自我」を働かせる。
C)ラケットの成り立ち、目的をさらに探る。
①場面設定
②今体験している悩みと同じものを味わった幼時の場面を見つけて下さい。
③そのラケット感情(例:悲しみ)が、どんなふうに相手を変えるか、言ってみて下さい。
D)ラケットが不毛な思い込みであることに気づいたとき、それを捨てる。
E)新たな問題解決法を探り、行動計画を立て、実践に移す。

■ラケットとは・・・何かをした後でその人が常に感じる一定の不快な感情のことです。

◎仕事で失敗したときに、あなたがよく感じる感情はどういうものか、下(■)から選んで○でかこんで下さい。これ以外にもあれば、下に書いて下さい。

■リスト・・・・・怒り、混乱、恐怖、自己卑下、劣等感、傷心、憂うつ、ライバル意識、罪悪感、闘争心、イライラ、頑固(かたいじ)、優越感、恨み、不安、疑い、心配、孤独感、無力感、かんしゃく、むなしさ、あせり、憤り、落胆、緊張感、悲しみ、嫌悪感、あわれみ、疲労感、同情、絶望感、恋慕、見捨てられた気持ち、義務感

◎人間関係でまずいことがあったとき、あなたが感じる感情はどういうものか、下(■)から選んで○で囲んで下さい。これ以外にあれば、下に書いて下さい。

■リスト・・・・・怒り、混乱、恐怖、自己卑下、劣等感、傷心、憂うつ、ライバル意識、罪悪感、闘争心、イライラ、頑固(かたいじ)、優越感、恨み、不安、疑い、心配、孤独感、無力感、かんしゃく、むなしさ、あせり、憤り、落胆、緊張感、悲しみ、嫌悪感、あわれみ、疲労感、同情、絶望感、恋慕、見捨てられた気持ち、義務感

*あなたには、あなた特有の感情があります。この不快な結末感情(ラケット)がまずい人間関係を何度もくり返させているのです。

●(4)<Ⅱ:ラケットの周辺>

1)Racket・・・脅迫、ゆすり、詐欺、不正な行為、恐喝、ごまかし
Racketeer・・・マフィア、暴力団、ゆすり

2)Reaction(反応)
*「今、ここ」で起こっていることに対して生じる感情
(例)足を踏まれる・・・痛い!
友人が死ぬ・・・泣く、悲しむ
*反応は年中変わる
*自分自身の感情に気づくこと・・・自由な行動

3)Racket(ラケット感情)
*「今、ここ」の状況に関係なく生じる、慢性化した感情
(例)いつも悲しい顔をする・・・昔の愛情獲得の手段(ストローク)

4)Rubberband(輪ゴム、情動の身体的な反応)
*昔何らかの感情体験をした場面と似ている場面に出会って、感情的につよく反応すること
*必ずしもストロークを求めているのではない
*「今、ここ」の状況に対する過剰な反応
(例)そんな話を聞くとゾーッとする
あぁ、これは私には無理だわ(十分にできるのに)

5)転移(Transference)
A)幼児期における体験が、すでに忘却され、また抑制されているにもかかわらず、現在の状況のうちに、現在の状況に由来するものであるかのように再生される現象をいう。
B)特定の人に対する過去の感情を、これとなんらかの意味において類似点をもつ第三者におきかえる、感情についての置き換えをいう。
C)転移は、たまたま患者の心中にわだかまっていたある感情が、分析者に向かって転移されたというのではなく、むしろ患者の最も内奥にある精神感情がそこに暴露されたものである。患者の本能的感情的生活そのもの。

6)Stamps(スタンプ)
*景品交換用の引換券(グリーン・スタンプ等)にちなんでつくられたTA用語。ゲームの経過にともなって、徐々に蓄積されてゆく非建設的な感情をいう。スタンプが十分に集まると、何らかの非建設的な行為(例:八つ当たり、二日酔い)と“交換”され、その行為は正当化される。
*スタンプを集める根拠、または理由は、ラケットをもって生活しているためである。
*ラケット形成過程を力動的にみて、特定な感情の種類や感情エネルギーの動向を、スタンプ集めに例えてわかりやすく説明したもの(杉田)

●(5)Ⅲ:ラケットの性質>

1)自然な感情をカムフラージュしている
A)自然な感情を正しく感じとることを学習しなかったためにラケットができあがる。
(例)弟の誕生・・・・・・・しっと心 → 思いやり、やさしさ
母親の病気・・・・・楽しみ → ゆううつ、孤独感
男は三年三口・・・やさしさ → 冷淡、頑迷

B)“代用”感情・・・おきかえられたニセの感情
その奥に“禁じられた感情”が不燃焼の状態で残っている。

C)人工的な感情
現在の生活状況に対して起こす、自然なFCの反応ではない。

2)相手に圧力をかけてストロークを得ようとする
A)犯罪行為、ゆすり、恐喝に似ている。
(例)泣き落とし戦術、かんしゃく玉、かみなり、寂しそうな姿(可哀想で見ていられない)、混乱・・・わかりません、お願いします。

B)自ら責任をとりたくないという気持ちから生ずる、強引な威圧的な交流。

3)魔術的な信念に基づいている
A)二つの魔力が信じられている
①この不快な感情をじっと長く味わっていると、きっと誰かが私に何かをしてくれる(ストローク)。
②今のように、この感情を感じていれば、これ以上の不運は私にやってこないだろう。

B)楽しいものではないが、一生用いる価値がある。

4)古い、昔の感情生活にしがみついている
A)幼時に条件づけられた、あなた特有の感情態度
B)ラケットは、あなたを常に過去の中に留めおこうと企んでいる。
C)一種の歪んだ信念から、ラケット・システムができ上がる。

5)ラケット常習者
A)2つのタイプ
①無力感・・・わたしはOKでないが、あなたはOKです。
②救援型・・・わたしはOKで、あなたはOKでない。

6)人はなぜラケットを持ち続けるのか?
A)ラケットの機能
①ストロークを貯えるため
②人を操作してストロークを得る
③罪悪感(やるべきことをやらないでいるために生じる)を避ける
④もともと“いけない感情”に罪悪感なしに浸る
⑤ラケットよりも危機で、苦痛で、恥ずかしい感情を避ける

B)ラケットと交流
①人の最大の“飢え”は刺激に対する飢えである
②ゲームは、ラケットを支えるために、二人以上の人が交流することである・・・あなたと私のラケットが出合うこと
③真実の感情に気づいていないと“飢え”が生じる・・・ラケット常習者の目的:交流を継続すること

7)ラケットは身体症状として現れることがある
①主として、恐怖や敵意の抑圧によって、自然な動作や呼吸が制限され、感情が遮断され、筋肉の緊張ができ上がる(ローエン)
②生体エネルギー分析

●(6) <Ⅳ:ラケットとラケット感情>

1)ラケット感情(スチュアート、ジョインズ)
A)いろいろなストレス状態で経験される、馴染み深い感情
B)子供時代に学習され奨励された感情
C)成人の問題解決の手段としては不適切な感情

2)ラケット
A)自分がラケット感情を感じるようにお膳立てして、その感情を感じる過程(当人はその過程に気づいていない)
B)脚本の思い込みを正当化する過程
①一組の脚本化された行動
②環境操作の手段として、意識せずに用いる
③ラケット感情の経験を伴う

3)ラケットと脚本
A)ラケット感情を経験するとき、あなたは脚本の中にいる
B)ラケット感情は、「今、ここ」での問題解決には役立たない
C)何故あなたに重要か・・・幼少時と同じ支持を得たい(環境操作)(他者変容)

4)ラケット感情と真実の感情
A)ラケット感情は幼少時に禁止された別の感情の代用品である
B)ラケット感情は本物の感情を覆い隠すために使われる
C)真実な感情とは・・・①怒り②悲哀③恐怖④喜び

5)未完の状況とラケット感情(トムソン)
A)ラケット感情の表出は「今、ここ」での問題解決には役立たない
B)真実の感情は、問題の状況を完結させる
①正当な怒り  ②悲哀の仕事

6)ラケット行動(イングリッシュ)
A)タイプⅠa・・・無力(悲しげに哀れを誘う人)・・・すねる、ひねくれる
B)タイプⅠb・・・ガキ(マイナスのCP)・・・・・・・・・・かみつく、くってかかる
C)タイプⅡa・・・援助(マイナスのNP)・・・・・・・・・・おせっかい、過保護
D)タイプⅡb・・・ボス的(マイナスのCP)・・・・・・・・問い詰め
*ラケット感情は、しばしばゲームに変形する(藤森注:ゲームとは、こじれた人間関係の交流)

7)スタンプ
A)あとでまとめて使うために、ラケット感情をせっせと貯めること
B)八つ当たり、お門違い、玉砕

8)転移(土居)とラケット感情
A)転移・・・治療関係において、患者の最も内奥にある精神感情がそこに暴露されたもの(患者の生身)
患者の幼時の本能的感情生活そのもの

B)抵抗・・・裸の精神になることへの躊躇
本当の裸の姿を見まいとする自己防衛的態度が無意識の中に働いている

C)なぜ転移は治療に対する最大の抵抗となるか
①患者は幼児的な状態に退行している
②対象の判然としない母子関係の再現
③幼児の生活状況の再現

●(7)<Ⅴ:ラケット・システム>

1)~5)は省略

6)ラケット・システムの例
A)脚本の基になる信念と感情
①信念(思い込み)
a)自分について
*私は大事な人間ではない
*私はまったく一人ぼっち
b)他人について
*他人は大事な人ばかりだ
*誰も私のことなんか必要としていない
*誰も私を愛していない
c)人生について
*人生は困難で、淋しいところだ
*人から好かれ、愛されるためには、人の世話をすることだ
*それを自分でするしかない

②抑圧された感情
*傷心
*怒り

B)ラケットの表われ方
①観察される行動
*悲しい姿         *静かさ(沈黙)
*一人で時間を過ごす  *すべての仕事を一人でやる
*相手の目を見ない   *他人のニードを代わって訴える
*自分のためには要求しない

②身体内感覚
*首筋がこる・・・感じたことを言わないでおく
*頭痛

③ファンタジー
*一人淋しく老後を迎える
*人の世話をしてきたので、皆から感謝される

C)強化因子としての記憶
*兄弟の方が私より優先する
*悲しそうな母・・・私の面倒をみる余裕がない
*友だちがあまりいない
*相手にされない、無視される
*皆の仲間に入れてもらえない、招かれない

藤森注・・・次回の⑤ー③で、以上の中から重要なポイントを拾い出して解説します。人生に重要な「ラケット感情」を少しでも多く、そして、より良く理解され、物事の感じ方は自由であることを、少しでも体得され、より良い人生を生きられることを切望しています>

く文責:藤森弘司>

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