2009年3月15日 第80回「今月の言葉」
強毒性鳥インフルエンザ(H5N1)・総集編

~定額給付金で「災害用の備蓄品」を買おう!?!?!?~

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●(1)朝日新聞の「地球24時」という海外欄に、1月は数回、鳥インフルエンザに感染して死亡した記事が掲載されましたが、2月には1度もありませんでした。が、2月の最終日、社会面に下記の記事が掲載されました。

 朝日新聞、平成21年2月28日「ベトナムでは死者」<今年2人目>
 ベトナム保健省当局者は27日、北部ニンビン省の男性(32)が鳥インフルエンザウイルス(H5N1)に感染し、25日に死亡したと明らかにした。ベトナムで鳥インフルエンザによる死者は今年2人目。

●(2)私(藤森)自身、最近は、さすがにウンザリしてきています。関連のニュースもあまりなく、ホッとしていて、中だるみ状態のところに、ニュースが続けて飛び込んできました。このホームページをご覧の皆様は十分ご存知かと思いますが、念のために、タイトルだけをご紹介します。

①朝日新聞、平成21年2月24日、「新型インフル対策取らないと・・・・・」

 <首都圏半数の感染予想><「外出規制がカギ」国立感染症研>
 ・・・・・外出自粛要請などの対策を何もとらなかった場合、通勤や通学などを通じてウイルスが広がり、最終的には首都圏住民の51.6%が感染するとみられる。
 保育園から大学まで休校にした場合はわずかに減り、47.4%。休校措置に加えて、全面的に外出自粛を求め通勤人数が4割減った場合、感染率は19.1%に下がる。通勤人数が6割減れば、通常の季節性インフルエンザの感染率並みの9.5%まで下がるという。
 国の対策にも休校や通勤自粛の推進などが盛り込まれている。大日(おおくさ・国立感染症研究所の主任研究官)さんは「こうした外出規制策がどれだけ浸透するかが感染拡大防止のカギ」と話している。

朝日新聞、平成21年2月27日、28日、3月11日「ウズラ鳥インフルエンザ」

<愛知で鳥インフル・・・農場のウズラ殺処分へ>

<ウズラ鳥インフルエンザ・・・農家動揺「風評が心配」>

<鳥インフル・弱毒性と判明・・・ウズラ制限区域縮小>

<鳥インフルで25万羽処分へ・愛知・豊橋のウズラ><愛知鳥インフル3件目感染確認>

 <藤森注・・・NHKなどのテレビニュースでは、弱毒性の「H7型」であるが、強毒性に近づく「変異」が起きていたと報道されていました>

朝日新聞、平成21年3月6日「リレンザ備蓄・46道府県ゼロ」

 <本社調査・新型インフル対策>

朝日新聞、平成21年3月6日、7日、8日、9日、10日、11日、12日の夕刊「感染ウオーズ」

<①カモのうんちに宝が潜む>

<②渡航延期を勧告します>

<③「知識ワクチン」接種せよ>

<④月見まんじゅうを追え>

<⑤人食い菌を食い止めろ>

<⑥大陸奥地にノグチの名>

<⑦「これだ」初のエイズ薬>

●(3)さて、今まで詳しい説明をしてきたのは、周囲が余りにもノンビリしていて、平和ボケムードにどっぷり浸かっているのを痛感したために、「新型インフルエンザ」がいかに恐ろしい問題かを、これでもかこれでもかとくどいほど詳しくお知らせしてきました。しかし、目をショボショボさせながら、大量の情報を打ち込んだり、洪水のようにある情報に、さすがにウンザリしてきました。
 これからは、何か新しい情報がありましたら、その都度お知らせするとして、今回は総集編として対策をお知らせし、最終回とします。●(4) 一般の方々がノンビリしているのは仕方が無いかもしれません。私の兄が入所しているある施設は、非常に良心的ですばらしい施設です。その施設では、「新型インフルエンザ」を気にしていながらも、詳しい情報を持っていなかったので、私(藤森)が持っている全ての情報(カセットテープ、録画したDVD、本)を提供しました。 また、ライフラインですが、東京電力や水道局などは、メディアの情報によればかなり対策が進んでいるようですが、私のところのガスは一般の民間ガス会社ですので、心配して問い合わせをしました。
その営業所の所長は、予防注射は打ったと言っておりましたが、話をしてみると、詳しい情報はほとんど持ってはいないようでした。そこで、上記と同様の全ての情報を提供しましたが、ウンともスンとも言ってきません。
 こういうガス会社の反応を探ることで、会社の姿勢が伺えます。確かに、本格的にやるには非常に難しい対策が必要で、一民間会社では、十分な対応が困難であることは十分に理解できます。しかし、それにしても、反応があまりに酷いので、交流分析の「A」を使って、自らの対策を立てました。

 今、我が家では、出窓の下にガスボンベを置いているので、小型の15リットルタイプを設置していますが、出窓の横に移動すれば、25リットルの一般タイプを設置できます。そうすれば、「25-15=10」つまり、10リットル多く備蓄ができます。
 さらに検討した結果、出窓の下に、現在の15リットルボンベ2本を4本に増設できることがわかりました。そうすれば、狭い出入り口でもあるし、移動もしないので工事費もかからず、簡単に改修できるので、4本に増設することにしました。
 4本設置すると、2本ずつ交換するようになるので、最も少ないときでも「15リットルx2本=30リットル分のガス」が残っていることになります。2本設置して、1本ずつ交換していたときよりも、1本分の15リットルも多く備蓄できることになります。

 これがどれだけ巨大な備蓄になるかおわかりでしょうか?非常事態にガスが切れる場合を想定して、我が家では現在、卓上型タイプのガスボンベを10本備蓄していますが、15リットル余分に備蓄できると、計算上、卓上型ボンベを60本備蓄しているの同様になるそうです。
 また、ガス会社がボンベを交換したばかりのときに非常事態になれば、従来であれば2本だけですが、4本になりましたので、従来よりも2本多くなり、30リットル分が備蓄になります。そうすると卓上型ボンベ120本分になります。非常時には使用量を控えるので、備蓄の卓上型ボンベと併せて、これでその場をなんとか凌ぐことができそうです。
 ガス会社の対応が遅れている(らしい)お陰で、智恵を働かせることができました。

●(5)さて、どの情報に接しても、食糧の備蓄は、<最低2週間分>準備すべきのようです。実際に準備してみると、2週間分の備蓄は大変な量になります。何故ならば、長くなればなれほど、生活必要品のアイテムが増えるからです。
 例えば、乳幼児がいるご家庭ならばオムツが必要になりますし、日頃使っている薬があれば、それも必要です。化粧品や歯ブラシ、歯磨き粉、セッケンなども必要になります。
 考え出すとキリがないのですが、やる以上は、キチンと対策を立てるべきです。私(藤森)は当初、新型インフルエンザに対して、かなり不安な気持ちがありましたが、やるだけのことをやってみると、後は「なるようにしかならないという達観(?)した心境」になりました。この経験から考えて、不安というのは、やるべきことを十分にやっていない場合に起こるように思えました。つまり「無意識」は分かっているようです。さて、備蓄に一番大変なものは「水」です。過日、2リットル入りのペットボトルの水を購入しました。ダンボール箱に6本(12リットル)入っていて、この1箱だけで、自転車で運ぶのにフラフラになるほどです。しかし、これで4人家族でわずか1日分です。一般に1人分、1日3リットルが目安だそうですから、これを忠実に2週間分備蓄するならば、14箱にもなってしまいます。自転車で14回運ばなければなりません。備蓄する場所を確保するだけでも大変です。これが1ヶ月分となると、なんと30箱になってしまいます。 私はまだ水は十分に揃えていません。最悪はフロ桶に溜め込む考えでいます。緊急事態が発生したならば、フロ桶に溜め込み、入浴用はシャワーで済まそうと思っています。
 こういうことを一通り考えて備蓄するのは本当に大変です。しかし、無駄になるものはありません。うまく回転させれば、備蓄品は全部利用できます。やる以上は、可能な限り十分にそろえましょう。我が家では、災害用食品を食べるときは、ここまで無事に生き延びられたことを喜びながら、できるだけおかずを充実させて活用するよう話し合っています。
 今までは備蓄することに夢中で、まだ備蓄品の飲食は経験していません。そろそろ備蓄品の飲食が必要になってきました。インスタント・ラーメンの消費期限がもう少し長くなると助かるのですが、どれも大体数ヶ月です。うっかりすると夏場に暑いラーメンを食べるようになるので、そういう工夫も必要になります。

●(6)さて、目安を3通りを考えてみます。まず、最低は2週間分です。これだけでも大変ですが、できるならば1ヶ月分を考えたいですね。理想を言えば2ヶ月です。新聞に紹介されたものを最後にリンクしておきますので、じっくり検討してみてください。
 長期になればなるほど、あまりにも大変で、私(藤森)のほうから備蓄品を詳しく言うのは気が引けるほどですが、別の見方をすると、却って楽しめる面もあります。昔と違って、貧しいながらも、備蓄する程度の費用を負担することができる上に、準備する時間的な余裕もあるので、これは幸運なことです。アリとキリギリスではありませんが、これほど騒がれているのに、何も準備をしないことは、冬を迎えるキリギリスのようです。

 恐らく、世界史的にみて、太平洋戦争後の日本ほど、豊かで平和な国はなかったのではないでしょうか?余りにも平和(ボケ)に暮らしてきたために、これが当たり前のように思えてしまいますが、むしろ、この平和な時代こそが歴史的にみれば「夢まぼろし」のようなものであるのかもしれません(アメリカにしてみれば、うまいこと日本人の魂<武士道?>を骨抜きにすることができたのかもしれません)。
 世界的な大不況や新型インフルエンザの恐怖こそが、人類が繰り返し体験してきた「生きる事の困難さ」ではないでしょうか?その脅威に向かって、事前に準備できることこそ「幸運」だと、私は思っています。
 後ほど、今までの新聞の切抜きをリンクしておきますので、それらを参考に是非備蓄してください。

●(7)対策として、まずは「十分に備蓄」することです。
 備蓄まで手が回らない方は、パンデミックが始まったならば、すぐに買いだめできるように事前に「一覧表」を作成しておくことです。「備蓄一覧表」には、日頃の生活で使用しているものを可能な限りピックアップすることです。
 毎日、何を使っているかです。例えば、整髪料、スキンケア、化粧品、歯ブラシ、シャンプー、セッケン、絆創膏、常備薬なども含まれます。インスタント・ラーメン、カップめん、米、パスタ、そーめん、モチ、缶詰類などの他に、ティシュペーパー、トイレットペーパー、ビニール袋、消毒液、簡易トイレ、なども。さらに、携帯の充電器や懐中電気、乾電池なども必要になるでしょう。

 そして、外国(中国やインドネシアなど)で死亡者が出て、テレビが「臨時ニュース」を流したり、かなり切迫した放送があったならば、直ぐに買いだめに走ることです。
 そのために、最低限、現金で10万円単位(多ければ尚良い)を用意し、買えるだけの食糧を購入することです。テレビで「外国での新型インフルエンザの死亡」が放映された場合は、かなり切迫した状況であることが推測できます。放映があったときは、感染者が日本にすでに入国しているものと思って準備することです。
 放映されるときは、検査したり、政府の対応が検討されたり、放映の準備をしたり・・・・・などの時間が経過した後に放映されますので、放映されたときは、もうすでに感染者が入国しているものと考えるべきです。

 今回の「新型インフルエンザ」は、発病するまではほとんど症状がでないようですので、感染者が入国する可能性はかなり高い(恐らく絶対!!!)と思ったほうが良いでしょう。これだけ人口が増え、飛行機でのビジネスや旅行が発達していれば、テレビで臨時ニュースを流すころは、かなり多くの「(未発病の)感染者」が存在することを想定しておくべきだと思います。
 「(未発病の)感染者」が多数発病してからでは、一切は手遅れになる可能性があります。何故ならば、多くの日本人は、備蓄などの手当てはしていないまでも、かなり情報には触れていて、「漠然とした不安」は抱えているはずです。
  そういう人たちが、日本で「新型インフルエンザ」が発生したと思えば、パニックになって怒涛のごとく買いだめに走るはずです。「石油ショック」のときのトイレット・ペーパー騒動みたいに!!ですから、新聞ではなく、テレビで、外国で発生したという報道がなされてから、日本で発生するまでの数日間が勝負ではないでしょうか?

●(8)スペイン風邪という「新型インフルエンザ」が流行った1914年当時は、現在の人口の約半分でした。その上に交通網は発達していませんでした。そういう状態の中、全世界に感染が広がるのにわずか7~11ヶ月だったそうです。
 しかし現在は、人口は当時の2倍、飛行機は世界中を飛び回っていて、地球全体が一つになったように、経済や観光が盛んです。そのために、わずか1週間程度で世界中に感染が広がるのではないかと言われています。
 もしそうならば、パンデミック(感染大爆発)になる最初の一人の死亡がテレビで放映されたときには、感染者は世界中に広がっている可能性があります。
 「パンデミックになる新型インフルエンザ」で最初の人が死亡するまでに、その人は数人か数十人の人に感染させているはずです。そしてそれが「パンデミック」の最初の人であると確定するまでに、さらに数日を要するでしょう。そうこうしているうちに、数人、あるいは十数人の死者が出るはずで、それまでは十分な対策は取られないでしょう。その間に、ネズミ算式に感染者を増やしてしまいます。
 そして、いよいよテレビで緊急の放送がなされる頃は、すでに日本に感染者が上陸している可能は高い・・・いやそう考えるべきです。

●(9)国立感染症研究所・大日康史(おおくさやすし)主任研究官らの研究によれば首都圏の人口密集地で新型インフルエンザが発生した場合、最初の患者の診断が確定した時には、感染者は首都圏全域で約3000人にも広がっている可能性があることが、試算でわかったそうです。
 それから対策本部が立ち上げられたり、種々様々な対策が実施されるころには、首都圏全体に感染者は広がり、パニック状態になるでしょう。病院という病院は患者で溢れるでしょうし、様々な障害も発生するかもしれませんし、その頃には、スーパーやコンビニはパニックになった人たちで溢れかえり、思うような買い物ができないばかりでなく、食品が無くなる事態も考えられます。

 ですから、このホームページをご覧の皆さんは、国内で発生してから行動を起こすのではなく、外国で発生して、単に報道をするという雰囲気だけでなく、緊急性がありそうな場合には、すぐに行動を起こすことです。この時点ならば、多くの人は、不安を抱えながらも、しっかりした行動を起こしていないはずですから、緊急の報道を聞いてからすぐに行動を起こせば、かなり余裕を持って、十分な対応ができるはずです。
 何度もくどいほど訴えていますが、それがどれほど大変な事態になるか・・・・・なかなか伝わりにくいのですが、一言、死体の処理が追いつかず、未処理の死体の山になるほどだといえば、少しは、その凄さがわかるでしょうか?

 これは大袈裟ではなく、阪神大震災のとき、1月の寒いときでありながら、火葬できない死体が体育館に一杯になり、腐敗が始まったそうです。阪神大震災は申し訳ないが、わずか6000人くらいでした。
 「新型インフルエンザ」の場合は、2005年に厚生労働省は「全人口の25%に相当する3200万人が感染し、そのうち最大で2500万人が医療機関を受診し、53万人から200万人が入院し、17万人から最大で64万人が死亡する」と想定しています。

●(10)これはどういうことでしょうか?
 これは日本中のほとんど全てが機能マヒを起こすということです。交通は寸断され、清掃車も動かず、救急車もダメ。ライフラインは、辛うじて動いてくれれば有り難いですが、警察もダメ(?)、治安は悪化するし、死体の処理も、阪神大震災のレベルを遥かに超えています(その100倍?)から、全く手に付かなくなるでしょう。自衛隊が出動して、穴を掘って埋めるようになるかもしれません。
 それほどもの凄いことであることを分かっていただきたいと思って、死体処理という嫌なことをあえて言いました。恐らく、食糧や医療関係がパニックになるということをいくら言っても、実感が湧きにくいと思いますが、死体の処理ができなくなり、街にはゴミが溢れかえるという説明が一番、実感しやすいのではないかと思い、敢えて取り上げました。

 日本の政府は、幕末の例を上げるまでもなく、「新型インフルエンザ」や「大不況」という世紀の大問題があるというのに、この体たらくは想像以上に酷いものがあります。ですから、何事も事実・実態を知らせない傾向にありますので、これがもし、アメリカのブルッキングス研究所の予測のように、日本で400万人の死者が出たならば、これはもう想像を絶する事態です。阪神大震災の約1000倍の死者数ですから、処理が追いつかず、そして、夏場であれば、一体全体どうなるのでしょうか?
自助努力以外にないでしょう。

●(11)<対策のまとめ>

①まずは「2週間分の備蓄」です。できれば「1ヶ月分」、理想を言えば「2ヶ月分」です。2ヶ月分の根拠は、第一波が終息するのが過去の経験だと、約2ヶ月ですので、2ヶ月間篭城するために、理想を言えば2ヶ月分備蓄したいところです。

②備蓄まで手が回らない方は、2週間なり1ヶ月なりの「必要品の一覧表」を作成しておくことです。いざとなってからでは、何を買って良いか、なかなか適切に思い浮かばないものです。余裕のあるときに、ジックリ時間をかけて調査・工夫しておくことです。

③主としてテレビで、外国で「新型インフルエンザ」の死者が発生して、それを伝える内容がかなり緊迫している感じがしたら、もちろん、臨時ニュースであれば当然ですが、その時は、感染者が日本にも入国していると思って、可能な限りの食糧などを、「一覧表」を基に購入する。
 この時点では、多くの人が、不安を抱えながらも、すぐに何をしたら良いのかわからず、「対岸の火事」的に思って、対策を取らない可能性があります。そのために、この時点、つまり<緊急放送からの数日間が勝負>です。それ以後は、徐々にパニック的な動きが各地で始まるはずです。

④自分や家族が疑わしき症状を示したならば、まず最寄りの保健所に相談して、適切な指示を仰ぎます。
 また、少なくても日本で患者が発生したならば、世の中、命あっての物種です。可能な限り、籠城の準備をすることです。

⑤マスクや消毒液、ゴーグル、なども用意して、止むを得ず外出する場合は、万全を期することです。
室内の湿度を5~60%に、できれば60%にすると、家族の誰かが感染しても、他の家族に感染しにくくなります。
 「新型インフルエンザ」のウイルスは、通常のマスクでは効果がほとんどありません。「抗ウイルスマスク」、できるならばそれもよりさらに性能の良い本格的な「抗ウイルスマスク」を。ゴーグルも、顔の皮膚に密着する本格的な「抗ウイルスマスク」を。特に、家族が感染した場合、軽い場合は自宅で療養するようになるそうです。家族を介護するときには「本格的な抗マスクやゴーグル」があると安心でしょう。
 大袈裟のようですが、考えてみてください。政府が発表している数字でも、感染者は3200万人です。4軒に1軒の割り合いで感染するとしたならば、右も左も感染者だらけの状態です。病院はとっくの昔にパニック状態でしょう。このような状態になったならば、「新型インフルエンザ」の猛威が終息するまで、自分以外に頼れるものは、ほとんど無くなるでしょう。
 それを考えたならば、本格的な「抗ウイルス・マスクやゴーグル」などをできれば備蓄したいものです。

 必要品は言い出したらキリがないので、また、本気にならないと本格的な備蓄はできないので、後は、新聞の切抜きをリンクしますので、それを参考にしてください。
 さらに詳細を知りたい方は、具体的にメールで質問してくだされば、可能な限りお答えします。もう行動あるのみです。(2)の④でご紹介した「感染ウォーズ」などの新聞の連載も、間接的に「新型インフルエンザ」の脅威を知らせる目的のように、私(藤森)には思えます。愛知県のウズラの鳥インフルエンザもドキッとさせられたのではないでしょうか?

●(12)備蓄品、その他のリンク

 締め切り直前に、またまた東京都が発行のパンフレットを入手しました。小学校に通っている息子が、学校からもらってきました。恐らく、東京都の小学校、中学校の全生徒に配布したものと思われます。場合によっては、高校生にも配布されたかのかも知れません。かなり大掛かりの対応で、東京都の本気度が伺われます。

<東京都・・・・うつらないこと、そして、うつさないこと。
備えよう!!新型インフルエンザ~あなたとあなたの家族を守るために~>

下記の<1>~<5>にパンフレットの全ページ。
<1>    <2>    <3>    <4>    <5>

②2008年5月14日、読売新聞、
<新型インフルエンザ大流行に備え自宅に食料>

③2008年?月?日、○○新聞
<大地震に備えるサバイバル用品>

④2008年?月?日、日刊ゲンダイ
<大地震時の必需品><非常食の味と値段>

⑤<防災用品>

⑥<長期保存ができるおいしい非常食>

⑦2009年1月17日、日刊ゲンダイ
<合成保存料不使用なのに25年間保存可能!>(少々高いがおいしそう)

⑧2008年8月15日、日刊ゲンダイ
<新型インフルエンザ・・・パンデミックの脅威>
<全世界で1億5000万人が死亡?!>
<対策企業わずか9.8%の無自覚>

⑨2008年12月19日、読売新聞
<新型インフルエンザ・備える>
<マスクで「せきエチケット」>

⑩2009年2月13日号、週刊ポスト<徹底検証>
<新型インフルエンザ「日本だけパンデミック対策なし」の恐怖>
<米国「スパコン戦略」、スイス「完全備蓄」>
<全世界で「1億4200万人死亡」>
<ワクチン製造に“超法規的措置”>
<「2775金融機関」が合同訓練>

⑪2009年2月6日、日刊ゲンダイ
<院内集団感染騒ぎで気になる・インフルエンザ・・・病院でうつされない“用心”>
<気をつけることは意外に多い>

<文責:藤森弘司>

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