★★★2024年5月20日第260回「今月の言葉~臨時ニュース~」≪≪「交流分析」の「人生脚本」と「照見五蘊皆空」とは何か?⑦(袴田巌さんの事件について)≫≫

(1)昨日の東京新聞(5月19日)で、袴田巌さんの事件が22日に「結審」の見通しで、無罪を願う高杉晋吾氏(高杉氏の詳細は最後)や、「袴田巌さんが獄中でつづった『無実』」などの特集の記事が掲載されました。

 私(藤森)は「袴田巌さんは『無実』」だと、かなり以前から思い込んでいました。

 もちろん、私は、正確な情報を、一切、持っている訳ではありません。しかし、私の専門分野である「深層心理」の立場・観点からの推測(判断)から、袴田巌さんの事件を考えると、袴田さんは「無罪」であることは決まっています。

 しかし、詳しく書いている時間が無いために、本日、臨時ニュースとして、初めて、臨時に情報をお伝えしたいと思っています。

 私が何故、袴田巌さんを「無罪」だと考えるかということを、一言、簡単に申し上げて、「臨時ニュース」とさせていただきます。

 「臨時ニュース」として、結論を申し上げます。

 「袴田巌さんのお姉さんの『ひで子』さんが、半世紀」もの長期に渡り、弟である巌さんの『無罪』」を主張してこられた事が『無罪』を証明しています。

 また、お姉さんに、それだけ無限大の負担、苦労を掛けて、心より深く感謝していらっしゃることは「容易」に想像できますが、そのお姉さんの「ご苦労」に甘えられて来られたのも、ご本人が「無罪」だからであることは、百パーセント間違いありません(私・藤森の「深層心理」の専門家としての立場から判断すれば、お二人のこの問題に対しての「深層心理」は「五蘊皆空!!!」なはずです)

 これほど「過酷」「困難」「最大級の課題」にお姉さんが生涯、取り組み、それに甘えられたのは、事実が「無罪」であること以外に「説明」できません。それが「深層心理が『空』」の証明です。

 5月22日「結審」の見通しなために、詳細は抜きにして、以上の簡単な説明だけとさせていただき、私・藤森の意見とさせていただきます。

≪≪高杉晋吾氏・・・本名は石川晋吾。1933年、秋田市生まれ。戦時中は満州(現・中国東北部)の鞍山市で過ごし、米軍の爆撃で母と姉を亡くす。早稲田大卒業後、「社会新報」記者を経てフリーに。冤罪のほか部落問題や産業廃棄物、精神医療などをテーマに取材。1981年の著書「地獄のゴングが鳴った 無実のプロボクサー袴田巌」は、2014年に「袴田巌事件・冤罪の構造 死刑囚に再審無罪へのゴングが鳴った」として復刊された。≫≫(東京新聞、5月19日)