2024年1月15日第255回「今月の言葉」≪≪「交流分析」の「人生脚本」と「照見五蘊皆空」とは何か?②(大谷翔平選手②-①)≫≫

(1)大谷翔平選手は、資料を読めば読むほど、本当に素晴らしい選手ですね!!!全てに素晴らしくて、ただ、ただ、驚くばかりです。

 しかし、「深層心理」を専門にしている私・藤森にしてみると、何もかも全てが素晴らし過ぎて・・・・・だから何年後か、何十年後か分かりませんが、「深層心理」に潜んでいる問題が、これから何かが出てくると思わざるを得ません。

 今回は特別編で、「大谷翔平選手」だけを対象にして、≪≪「交流分析」の「人生脚本」と「照見五蘊皆空」とは何か?④ー②≫≫の「深層心理」である「人生脚本」のヒントにさせていただきます。下記の「梅沢富美男氏」が素晴らしいことをおっしゃっています。

 

 ≪≪何かを得たいなら何かを犠牲にしなきゃ。≫≫≪≪梅沢富美男氏・誠に申し訳ありませんが、出典を見失ってしまいました。≫≫

 ・・・正にこの通りなのです。つまり、「何かを犠牲にしなきゃ」なんですね。もちろん、何かを犠牲にしても、得られるもののほうが大きいどころか、<巨大>だからこそ、ほとんど全ての人たちは、失われるものが何かが分からないために、そして、失われるであろうものよりも、得られるもののほうが大きい、いや、大谷翔平選手などのように、失われるであろうものよりも、得られるもののほうが「巨大」だと思っているから・・・。

(2)「梅沢富美男のモノ申す」(福島県生まれ。大衆演劇「梅沢劇団」第3代座長。1歳5カ月で初舞台を踏み、20代半ばで演じた女形が「下町の玉三郎」と話題に。テレビ番組のコメンテーターや俳人としても活躍している。「句集 一人十色」<ヨシモトブックス>が7日より発売中。)(夕刊フジ、2023年4月28日)

 <野球の神様はストイックな求道者にほほ笑む>

 <略>彼らも人間だから、遊んだりうまいものを食べたりしたいでしょう。でも、やっぱりあれもこれもは無理。スポーツの神様はそんなに甘くありません。何かを得たいなら何かを犠牲にしなきゃ。それをきちんと実行している大谷翔平やダルビッシュ有、吉田正尚は今年もメジャーリーグで活躍するでしょう。

 大谷はスポーツ番組の収録のあと、接待で豪華な食事に誘われても、「社食の牛丼で十分です」と言って、その後のトレーニングの予定を崩さなかった。吉田も身長172センチと小柄なのに、「チビにはチビのトレーニングがあるんだ」と言ってあのすばらしい体を作っている。彼らは密度の高い選手生活をまっとうして、引退してから第二の人生を謳歌すればいい。それでも全然遅くないですよ。

 

「スポーツ紙が書けなかった話2023」(日刊ゲンダイ、2023年12月29日

 <略>

 これまで浮いたウワサのひとつもないドジャースの大谷翔平はシーズン中、自宅や遠征先のホテルと球場の往復程度で、外出はほとんどしない。オフに帰国した際も同様で、拠点にしている都内のタワーマンションとジムを行き来するくらい。大半の時間をトレーニングに費やしてきた。<略>

(3)「特別インタビュー 古島弘三(慶友整形外科病院副院長)」(日刊ゲンダイ、2023年9月4日)

 右肘の内側副靭帯損傷が発覚したエンゼルスの大谷翔平(29)。打者としては出場を続けているものの、投手はシャットダウンし、今季中の復帰は消滅した。メジャー1年目の2018年にも右肘の靭帯を痛めてトミー・ジョン手術を行っており、エンゼルスのミナシアンGMは「手術した前回とは別の損傷箇所」と説明。2度目の手術の可能性も浮上する中、果たして投手復帰、二刀流継続はできるのか。トミー・ジョン手術の権威で、慶友スポーツ医学センター長も務める慶友整形外科病院の古島弘三副院長(53)に話を聞いた。

 <トミー・ジョン手術の権威に聞く>

 <2度メスを入れて投手復帰できますか?二刀流を続けることは可能ですか?>

 <右手けいれんが予兆>

・・・・・球団は損傷箇所が前回とは違うと発表しました。

 「すでに一度トミー・ジョン手術をしているので、同じ箇所か違う箇所かで大きな違いはありません。新たな箇所だからすぐに手術・・・・・というわけでもありませんし、問題は痛みがあるかどうか。投げられるのか、投げられないかで手術をするかどうか、判断することになると思います」

・・・・・大谷は先発した8月4日(日本時間)のマリナーズ戦で、試合中に右手と右手中指がけいれん。今にして思えば、今回の故障の予兆だったと考えてもいいですか?

 「今考えると・・・・・ではなく、あの時点で考えても予測はできました。実際、私は別の記事(8月19日付の『現代ビジネス』配信記事)でもそれを指摘し、願わくばケガはしないでほしい、と思っていたのですが・・・・・悪い予感が当たってしまいました。本来ならばけいれんがあった時点で、しばらく休養すべき。いや、けいれんが起こる前から休むべきでした」

・・・・・大谷はけいれんで途中降板した翌週の8月10日も中5日で先発した。

 「試合に出続けることや、それに伴う記録も大事ですが、最大のパフォーマンスを出すためには、休養が必要です。大谷選手に限らず、体を壊して出場できなくなって初めて、『あの時休んでおけば』と気付くことになってしまう。大谷選手は前半戦は原則中5日で登板していた。おそらく、後半戦は疲労が蓄積し、回復が追いつかないまま次の試合、次の試合となってしまっていたのでしょう。投げた翌日は丸1日、休養するとか、登板間隔を6、7日空けるなどいろいろな対策を取るべきでした」

 <スイーパー多投の負担増>

・・・・・今年は3月のWBCにも出場し、フル回転した。例年より体への負担が大きいのでは。

 「もちろん、WBCの影響はあったかもしれません。しかし、WBCに出場していなくても、右肘を故障した可能性はあります」

・・・・・と、言いますと。

 「疲労だけでなく、球種でもスライダー系のスイーパーという大きく橫に曲がる変化球を多投していました。これで肘にかかる負担が大きくなっていたのかなと思います」

・・・・・フォークやスプリットは肘への負担が大きいと言われることが多い。

 「実はフォークなどはあまり肘に負担はかからないのです。逆にスライダーやカットボールなど、手首を返すような動き、返さなくても手首の力が必要な球種は、肘の内側にある前腕の屈筋に大きく負担がかかる。肘は骨と靭帯をカバーする筋肉で構成されています。スイーパーなど筋肉に負担が大きい球種を多投すると筋疲労が蓄積し、靭帯を守る筋力が落ち、靭帯への負担も大きくなるのです」

・・・・・2度目のトミー・ジョン手術の可能性もありますが、メスを入れない再生、保存療法を目的としたPRP療法だけで復帰することは可能ですか?

 「正確な負担箇所はわかりませんが、前回の手術で移植した腱が傷ついていた場合、PRP療法は効きません。この療法はあくまで人間の治癒能力に由来したもの。ところが、一度移植した腱には血流も神経もないので、PRPによって移植した腱の中に血管は再生しません」

・・・・・大谷は2018年6月に右肘の靭帯を痛めてPRP療法を選択しましたが、同年9月に新たに靭帯の損傷が発覚し、トミー・ジョン手術に踏み切った。今回も再び靭帯を痛めました。今後、二刀流を続けることはできますか?

 「手術がうまくいけばもちろん可能です。でも、150キロ台半ばから160キロ台前半の速球を投げること自体、並みの投手より肘に負担がかかる。その上、スイーパーのような負担の大きいボールを多投するので、なおさら故障のリスクは高まります。大谷選手は前腕の筋肉が強いことは明白ですが、これまで以上に疲労を蓄積しないよう、これからは気を使わなければいけません。高校生もスライダー系をよく投げる子ほど肘を故障しやすいですが、そこはプロも同じです」

・・・・・2度目のトミー・ジョン手術をした場合、リハビリ期間は前回より長くなるとの見方が多い。前回はメジャー復帰まで投手は1年10ヶ月、打者は7ヶ月を要しました。

 「同じ期間で復帰というのは、スケジュール的には可能だとは思います。ただ、2度目の手術になるので本人、球団、トレーナーが前回以上に慎重になるはず。その意味では復帰までの期間はより長くなる可能性はあります」

・・・・・トミー・ジョン手術は1度目の成功率が90%ほどある一方、2度目以降は50%に下がるといわれています。

 「成功率が下がる理由はさまざまです。純粋に手術が難しくなるのもそうですが、2度目の手術を受ける選手の平均年齢が高いこととも無関係ではありません。2度目となると、今回の大谷選手のように前回手術から大体5年後が多い。勘違いしてほしくはないのですが、再び投手としてマウンドに立てるかどうかだけでいえば、5割どころか相当数の投手が復帰する。大事なのは手術する前と比べて遜色ない投球ができるかどうか。2Aや3Aでは通用するけどメジャーでは抑えられない、となれば手術の成功例には加えられない。大谷選手も再びメジャーで活躍できて初めて手術成功といえるのです」

 <打者出場のリスク>

・・・・・大谷は現在も打者として出場していますが、肘に負担はないのですか?休まなくてもいいのですか?

 「バットを振った時に痛みがなければ大丈夫でしょう。さすがに大谷選手も痛みをこらえてまで、打者出場を続けるとは思えません。確かに野手でトミー・ジョン手術をする選手はいますが、古傷が原因というケースが多い。現在、DHで出場している大谷選手のように、バットを振るだけで痛めることはありません」

・・・・・それでもバットにボールが当たった時の衝撃など、負担はゼロではないと思いますが・・・・・。

 「大谷選手が右打ちだったら影響はあるかもしれませんが、左打ちですからね。右肘が反りかえるような動きには通常なりにくいので、大丈夫だと思う。ただ、私が心配しているのは、バットを振り切った後です。右手一本の片手打ちをして、右腕がバットに持っていかれて後ろに大きく反った時。そうなると右肘に負担がかかり、悪化することも懸念されます」

・・・・打者として出続けるだけでもリスクはあるのですか?

 「右肘に不安がなければ何も心配することはありませんが、今のところ痛みはなさそうなスイングをしていますので、DHのみで打者に専念しているのであれば大丈夫だと思います」(聞き手=阿川大)

(4「10年1000億円超契約の裏側と今後」(日刊ゲンダイ、2023年12月12日)

 <三冠王獲得でも ドジャース大谷チームに歪み>

 <略>

 たまに投げたり打ったりではない。ここ数年の大谷は原則、全試合にDHで出場。中5日で先発した際も打席に立つリアル二刀流だった。ドジャースが大谷争奪戦を制したのは、そんな本人の要望を受け入れたということだ。

 「要するにドジャースは投打とも大谷中心のチームにするということでしょう。ただ、そうなると投打ともひずみが生じるかもしれません」と、前出の友成那智氏がこう続ける。

 「今季ドジャースのマルティネスはDHとして110試合に出場した。残りの52試合のDH枠は、他の主力選手が休養や守備の負担を減らす目的で使ったのです。捕手のウィル・スミスは14試合、三塁手のマンシーは10試合、右翼手のヘイワードは6試合、中堅手のアウトマンは3試合、DHとして出場しています。ところが守れない大谷が加入すると、他の選手がDHを使えなくなってしまう。特に守備の良くないマンシーは打撃を受けることになります」

 大谷は手術明けの来季、DHに専念せざるを得ない。つまり大谷が指名打者のポジションを独占することで主力選手の休養の場がなくなるばかりか、守りの不安が増すことになるのだ。

 

「緊急連載 巨額1000億円契約 ドジャース入りの命運(4)」(日刊ゲンダイ、2023年12月18日)

 <そのうち打順や選手起用にも口出すんじゃないか>

 <略>

 が、大谷の勝ちたいという欲は、ちょっと突き抜けている。入団会見以前に山本由伸(25)との面談に同席したのも、とにかくチームが強くあって欲しいという強い願望から。スポニチの報道によれば、大谷は「ぜひ山本を獲得してほしい」と球団に強く進言したそうだ。エンゼルス時代にはミナシアンGMに、オフの補強の進捗状況を何度も尋ねたという大谷らしい話ではあるものの、ひとりの選手がチーム編成に介入するのは異例のことだ。

 大谷はさらにウォルター・オーナーとフリードマン編成部長のどちらかが退団した場合のオプトアウト条項に関してこう言った。

 「ドジャースに入団すると同時に、メインのこのお二方(ウォルター・オーナーとフリードマン編成部長)と契約するという形ですし、そこがもし崩れるのであれば、この契約自体も崩れることになる」

 山本の獲得を進言したかと思えば、入団の決め手となったドジャースの現体制が崩れれば、契約自体もチャラにするかもしれないという。本人が言うように、とにかく強いチームでプレーしたい。そのためには打順や選手起用にも口をはさみかねない勢いなのだ。

 「ドジャースが大谷と契約したということは、極端な言い方をすれば彼のチームになるのを受け入れたということ。大谷が投打に優れた選手なのは疑いようがないし、結果も残すでしょうけど、二刀流という特殊な選手だけにチームがうまく機能するとは限りません」と、メジャーリーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう続ける。

 「大谷は来季、DHに専念して毎試合出場するでしょう。そうなると一塁手のフリーマン、三塁手のマンシー、捕手のウィル・スミスらの主力が休息に使っていた指名打者の枠がふさがってしまうのです。投手としての復帰が見込まれる再来年は、さらなる問題が出てきます。原則中5日で先発する大谷中心のローテを組めば。中4日がベストの投手にとってマイナスになる。特に一線級の投手ほど中4日を好む傾向があるだけに、今後の補強にも影響しますよ。大谷のチームだけに本人は間違いなく結果を残すでしょうが、他の選手にしわ寄せがいくようなら勝利に結びつかない可能性も出てきます」

<後略>

(5)「緊急連載 巨額1000億円契約 ドジャース入りの命運(8)」(日刊ゲンダイ、2023年12月22日)

 <リードオフマンのベッツがお目付け役>

 <大谷 エンゼルス時代とは違うチームの規律が独り相撲を許さない>

 新天地ではエンゼルスとは真逆のチームカルチャーに戸惑いそうだ。

 デーブ・ロバーツ監督によれば、今のドジャースにはリーダーグループが存在する。<略>

 その中でも、スター軍団をひとつに束ねるクラブハウスリーダー的な存在が攻守の要のベッツだ。今年のWBCの決勝戦前に大谷が「憧れるのをやめましょう」とナインを鼓舞した際、口にした選手のひとりである。

 試合前などは道化役を買って出てナインの笑いを誘うなどムードメーカーである一方で、チーム状態が落ち込むとナインを個人的に叱責するなど厳しい一面も持ち合わせている。

 今季までに在籍した、サイヤング賞3度の左腕クレイトン・カーショー(35)は、ベッツのキャプテンシーについて地元メディアのインタビューにこう話している。

 「チームが同じ方向(勝利)に向かうため、2人のMVP(ベッツ、フリーマン)がチームの先頭に立っている。特にベッツがまとめ役として機能しているから、チームのために戦っている選手ばかりで、誰ひとりとして、好き勝手にプレーしているやつはいない。ベッツの言動がドジャースのカルチャーになっている」

 実際ベッツは、チームの輪を乱したり、スタンドプレーに走る選手に対しては容赦がないという。

 <言動全てがチームのカルチャー>

 6月上旬、いずれも接戦を落として4連敗を喫した際には試合後、ベッツを中心としたリーダーグループが選手のみのミーティングを開催。あらためてチーム方針の徹底を図るとともに、個人の成績にとらわれる選手を名指しで批判したという。

 大谷が今季までプレーしたエンゼルスでは21年以降、登板時に打席にも立つリアル二刀流を容認された。チームとは別に独自の調整を任され、選手層が薄かったこともあり、ェ軍首脳陣は休養の有無など全て大谷の意向に沿う形で起用した。わがままが許される環境だったと言っていい。

 ネビン監督の命令に背いたこともある。

 昨年6月のロイヤルズ戦では96球に達した七回に指揮官から交代を告げられると「ノー。これは僕の試合だ」と拒否して続投。結果的に8回無失点で白星を手にしたものの、108球を費やしたため、かえって大谷を続投させたネビン監督の采配に否定的な声が上がった。

 大谷ありきの起用は球団の管理体制への批判も巻き起こした。今年7月下旬以降、足や指のけいれん、脇腹痛にも悩まされながら、投打にフル回転。すると8月下旬に右肘靭帯を損傷した。米国の医師からは、夏場の疲労がピークに達した上に、打者として出場し続けて投手としてのリカバリーがおろそかになったことが故障につながったとの声が出て、球団は釈明に追われた。それもこれも、球団が大谷主導の起用方針を容認した反動と見る向きもある。

 米放送関係者がこう言う。

 「全てが大谷中心だったエンゼルスとは異なり、選手層が厚く常勝軍団のドジャースで好き勝手は許されない。大きな重しになるのがベッツです。ベッツは来季から自身の希望もあって右翼から二塁にコンバートされ、間近で投手の状態を把握できるようになる。大谷が投手に復帰する25年以降、いくら長いイニングを投げたいと思っても、ベッツはマウンド上で少しでも異変を察知し、それがチームの勝利に影響すると判断すれば、指揮官に交代を進言するはずです。フォア・ザ・チームが信条のベッツは大谷であっても独り相撲を許さないでしょう」

 ドジャースでは、時に自分の意に反する起用を強いられる可能性もある。ベッツらリーダーグループと積極的にコミュニケーションを図るのはもちろん、思い通りにならないことへのフラストレーションともうまく付き合う必要がありそうだ。こ

 

「緊急連載 巨額1000億円契約 ドジャース入りの命運(15)」(日刊ゲンダイ、2024年1月11日)  

 <大谷の極端な後払いは今後ルールで禁止にされる引き金になる>

 <ファン離れを引き起こす可能性も>

 ド軍は大谷が年俸を後払いにしたことで、補強資金に余裕ができ、今オフはすでにFA選手の獲得に総額10億6700万ドル(約1547億円)を投入。今後もクローザーの獲得を予定しているだけに、補強費用はさらに膨らむのは必至だ。メジャーリーグのぜいたく税は、球団間の戦力均衡を目的に導入された。選手の総年俸が一定額を超えると課徴金の支払い義務が生じる。年俸の後払いは、そのルールの趣旨をないがしろにしかねないだけに、米球界では批判の声も上がっている。

 加えて税の番人から不均衡を是正する訴えを求められたとなれば、MLBも重い腰を上げて大谷のような極端な後払いの規制に動くことになりそうだ。

 大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言う。

 「ドジャースによる後払いは選手の節税に加えて球団も補強費用の捻出が可能になる。資金力豊富な球団だけにメリットがあり、限られた予算で運営するチームとの戦力格差は増大するでしょう。税の公平性はもちろん、戦力均衡の崩壊を招くことになり、ファン離れを引き起こす可能性もあります。26年に改訂される労使協定に後払いの禁止事項が盛り込まれるのではないか

 大谷のメガディールは労使交渉にも影響しそうだ。

 

≪≪超々一流の大谷翔平選手は、果たして、どんな「脚本」が埋没しているのか、なにもかも超一流の大谷翔平選手・・・にもです。いつ、どんな形で現われるのか、私・藤森はとても興味を持っています。≫≫