2010年3月31日 第10回「トピックス」
新型インフルでWHOが検証委

 ●(1)平成22年3月30日、読売新聞【ジュネーブ=平本秀樹】

 世界保健機関(WHO)のケイジ・フクダ事務局長特別顧問(新型インフルエンザ担当)は29日、ジュネーブで記者会見し、昨年春以来の新型インフルエンザへの対応を点検する検証委員会を設置し、4月12日に初会合を開くと発表した。

 WHOが新型インフルエンザのリスクを過大に発表した結果、ワクチンを作りすぎて大量に余ったとして、欧州を中心にWHO批判が噴出しており、委員会でリスク評価や警告の発し方が適切だったか点検する。委員会は、世界各国の専門家29人で構成する。<参照、第4回「“新型インフル”は製薬会社の仕掛け」

<文責:藤森弘司>

トピックスTOPへ