★★★2020年6月30日第209回「今月の映画」「赦しのちから」
2020年6月30日
2020年6月30日第209回「今月の映画」「赦しのちから」 (1)私・藤森の知る限り、戦争は「宗教戦争」です。そして、人類の歴史は、戦争の歴史みたいです。 宗教って、いったい何なんだろうかと思わずにはいられません。と …
2020年5月31日第208回「今月の映画」「パピヨン」
2020年5月31日
この「パピヨン」は、作家アンリ・シャリエールの壮絶な実体験を基にした、終身刑囚“パピヨン”の13年間に及ぶ、命をかけた脱獄劇。 今のコロナウイルスの影響下の世界情勢みたいな世界を描いたこの映画が、体験を基にしているとは、本当に驚きです。この映画を観れば、現在の情勢などなんともありません。
2020年4月30日第207回「今月の映画」「Fukushima50 フクシマフィフティ」
2020年4月30日
<“Fukushima 50” それは私たちと同じ、現場の人間。> 大震災からの5日間。日本国内はもちろん世界中が注視したイチエフ。その運命を託されたのは、多くが地元福島出身の名もなき作業員たちだった。最後の最後まで諦めることなく、そして自らが犠牲になることもいとわず、メルトダウンと水素爆発を防ごうと戦い続ける。そんな彼らを海外のメディアは敬意を込めて“Fukushima 50”(フクシマフィフティ)と呼んだ。
2020年3月31日第206回「今月の映画」「黒い司法 0%からの奇跡」
2020年3月31日
<“貧困”の反対語は 裕福ではなく“正義”だ>「黒い司法 黒人死刑囚大国アメリカの冤罪と闘う」本文より(ブライアン・スティーブンソン著・宮崎真紀訳・亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズⅡ-9 2,600円)
2020年2月29日第205回「今月の映画」「1917 命をかけた伝令」
2020年2月29日
<第一次世界大戦の縮図たる「本作の世界」> ここまでに紹介してきた、本作に描かれている状況やエピソードは、何も本編中だけに限られた特殊な演出ではなく、第一次世界大戦の戦場において日常的に起きていたことだ。 そういった意味で、本作は優れたストーリー性のみならず、第一次世界大戦の戦場の実相を描いた、ヒストリカルな観点からも秀逸な作品だといえる。
2020年1月31日第204回「今月の映画」「家族を想うとき」
2020年1月31日
20世紀の「民主主義」や「資本主義」などが、平成の30年間で瓦解、と言ったら良いのか、終焉と言ったら良いのか分かりませんが、トランプ大統領のアメリカ・ファーストだとか、イギリスのEU離脱だとか、はたまた「GAFA」(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)の登場などで、大きな変化・変質を遂げつつあるのではないかと思っています。
2019年11月30日第202回「今月の映画」「エンド・オブ・ステイツ」
2019年12月1日
現代の超大国アメリカは、自国軍の兵士の命が奪われる「戦争」を実行できなくなって久しい。その結果、アメリカが世界で展開している現在の「軍事作戦」の多くは、自国の兵士の命が奪われる地上戦を伴わないトマホーク巡航ミサイルやドローンを使用した空爆が主流であり、命の危険を伴う地上任務の多くは、正規のアメリカ軍ではなく、民間軍事会社に委託される時代となった。
2019年10月31日第201回「今月の映画」「ライオン・キング」
2019年10月31日
この映画のとてつもなく素晴らしいところは、ほとんど「実写」の映画のように見えることです。 動物や風景の実写のような美しさを、堪能されることをお勧めします。
2019年9月30日第200回「今月の映画」「記憶にございません!」
2019年10月1日
この映画は、まず、娯楽としてとても楽しい映画です。元NHKアナウンサーの有働由美子さんが登場しているのですが、お化粧でかなり変化させているためでしょう、その場面を見ても有働さんだと分かりません。 次に、私の専門である「心理学」や「深層心理」の観点からみて、極めて素晴らしい「示唆」に富んだ映画です。
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